今日はプロゴルファーの独り言です。先日同じプロゴルファーである先輩にスイングを見てもらう機会がありました。トップオブスイングの形をもっと変えた方が良いとの指摘を受けました。私は「そうですね」と大人の返事をしました。
しかし、私の関節は硬い!!!人と比べても結構硬いのです。手首の回外と背屈が上手くできません。すなわち、いわゆる「そば屋の出前」的な右の手のひらを上に向けることが出来ないんです。出来ないということは、「フラット」なバックスイングが出来ないということです。では、どうやっているかというと、逆に「シャット」なテークバックからのバックスイングになります。そこからきちんと肩を入れて(回して)、インサイドからアームローテーションを行います。従って、フラットなトップを作った人のアームローテーションとは少し異なります。シャットなバックスイングをする人(私も含めて)ですが、左へのミス(左へ出てフックも含め)は、肩がしっかり入らない(回らない)ことによるものです。
独り言はなにを言いたいかと言えば、色々なレッスン書を見て、これが正しいなどともっともらしく書いてあるのはどうなんだろうなぁ、ということです。一番大事なポイントは、インパクトを迎える時に、フェースが目標線に直角にあたるアームローテーションがきちんとできているかどうかであって、バックスイングやトップオブスイングの形がどうかではないと思います。身体の構造は人によって違いますので、指導者(ティーチングプロ)は自分の経験値や自分のスイングを基本に指導するのではなく、お客様一人一人の身体にあった指導をして欲しいなぁということです。そうしないと、いつまでたっても、「プロに教わったって上手くならない」と言われ続けて、レッスンを受ける人が少なくなってしまいますよ。独り言でした。